August 15, 2020

終戦記念日におすすめの映画

第二次世界大戦の終了は1945年9月2日、日本だけが、8/15を終戦記念日と呼ぶそうですが、私は日本人なのでそれでいいと思っております😁

日本が大敗したこの日。二度と繰り返さないために、その悲惨さを子供達に伝えていきたい。

後世に残したい映画をご紹介します。



おかあさんの木おかあさんの木

一郎、二郎、三郎、、と息子達の名が名付けられた木、ただ生きて帰ってきてほしいお母さんの祈りが篭った木は絶対に切れない。

何も報われない、悲しいお話。ただただ胸が締め付けられる。

戦争とはそういうものだし、悲惨さや後悔を語る上でハッピーエンドではダメなのだろう。

子を引き留める母親を非国民と罵り、足蹴にするシーンは強烈。

グロいシーンや性的な描写もないのに精神的にずどんとくる。兵士を英雄として褒め称える他の戦争映画なんかより、ずっと戦争の真実を伝える映画です。

おかあさんの木は国語の教科書にも載っているし、元々は12ページ程度の短い文章なんだそう。戦争を伝える意味で小学校高学年の子に是非読んでもらいたい。この映画で夏休みの読書感想文を書くのもオススメです!



あの日のオルガンあの日のオルガン

みっちゃん先生がとても可愛い。

子供と一緒になって遊び、オルガンを弾き、歌声が美しい。落ち葉の中で寝入ってしまったり・泣いて落ち込んで迷惑を掛けまくるが、おねしょの解決方法を見つけたり、けんちゃんに母・父・祖父が亡くなったことを伝える方法がとても素敵だった。(最後とても厳しそうな親戚に連れて行かれたのはとても心配になったが)

疎開とは大変なものだ。

この時代に
文化的な生活は果たして出来るものなのだろうか?

まずは疎開先の確保から。受け入れてくれる村も親切なところばかりではない。石を投げるものもいれば、食べ物を分けることも嫌がる人もいる。

その上、子供はおねしょをするし、邪魔ばかりする悪魔のような子もいる(疎開先では、シラミが発生し洋服・頭の中までかゆかったと教科書に書いてあった記憶があります。)

配給は、大根ばかり。

そして、疎開先にも空襲警報がなるようになり、子供たちを連れて防空壕へ避難しなければならない。大変な作業だ。

厳しく気丈に振る舞っていた「怒りの乙女」楓が、全てが終わり崩れるように泣きじゃくるシーンで、どれだけ彼女が背負っていたものが大きかったか伝わる。

伝えていかねばならない、実話。

兵隊に行ってしまったお父さんが帰って来たシーンで号泣でした



私は貝になりたい私は貝になりたい

10代の頃、私は貝になりたいの所ジョージのドラマバージョンを見た記憶があります。(できればそちらを見て欲しい・・。)

「私は貝になりたい」

強烈にそのフレーズを覚えています。まだ若かっただけにトラウマだったし、絞首刑が発表されるまで胸がバクバクと音がしそうなくらい緊張しもう2度とこの映画は見たくないと思いました。

中居くんの演じた豊松はどこか拙い感じがあり、私がもう年をとってしまったっていうのもあるのかもしれませんが、そういった緊張感が少し足りなかった気がします。

中居くんは大好きなんですが、所さんが素晴らしすぎたのです。

所さんがいいそうじゃないですか。貝になりたいって。

でも中居くんの目当てに1人でも多くの方が、この映画を観てくれたら大成功!とも思います。

今回見直して、この映画がフィクションであるということを知って少しほっとしています

でも、何千という兵士が死刑になっているのは事実だし、後世に伝えていかねばならないお話の一つだと思います。



・・・黙祷。




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aya_welcom at 12:00│Comments(0)clip!えいが。 

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あや。@ロス
出身地:鹿児島
生息地:カリフォルニア
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